説明してみよう①〜interesting

英語を話す上で、よく使ってしまいがちな単語の一つが、そう、interesting。

例えば、友達から面白い話を教えてもらった時。

"That's so interesting!"

でも、interestingって、実際にはどういう意味なんだろう。

今回は、前回と同様、オンライン上でフリーで使える英英辞書を元に考えてみたい。

 

 さて、以下には、Merriam-Webster's Learner's Dictionaryの、interestingの定義を引用する。

読む前に手を止めて、この単語を自分の力で定義してみてほしい。

少し考えてから、下に目を通すことをお勧めする。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

このくらい空ければ良いだろうか。では、引用。

attracting your attention and making you want to learn more about something or to be involved in something : not dull or boring*1

 (拙訳:関心を引き、それについてもっと学びたい、あるいはそれに関わりたいという気持ちにさせて:退屈ではない様子)

 

いかがだっただろう。

まず、interestingは形容詞なので、同じ品詞である形容詞か、動詞を変化させて-ingの分詞形で定義しなければいけない、ということが分かる。

 

一番シンプルな定義の仕方は、反意語を載せることである。

すなわち、"not dull or boring"と言うことでひとまずの定義ができる。

 

そのやり方を取らなければ、今度はダイレクトに定義しなければならない。

その際、キーワードは"attracting"だろう。

「(関心を)引きつける」

interestingの意味を考えると、確かにそうだろうな、と思う。

 

 

おまけ:

Cambridge English Dictionaryを見ると、面白い例が載っていた。

That's an interesting looking hat you're wearing, Neil!*2

 どんな文脈でこの文を使うのだろう。

 

これは、皮肉で使うそうだ。このinterestingのCambridge English Dictionaryの定義はこうなっていた。

humorous  strange or different*3

(拙訳:おどけた感じで 奇妙な、あるいは異なった)

 

だから上の文は「お前、面白い形の帽子してるな、ネイル!」(拙訳)とでもなるのだろうか。

日本人は、こういう皮肉や冗談の英語に弱い。

自分も、こういう文がすぐに言えるようになるといいな。

So, is this essay interesting?